【第1回ツアーレポート】群馬・マクロビオティック和道編(3)

今回の夕食会にご参加頂いた方々は合計13名。

磯貝先生夫妻、磯貝先生の父・香津夫さま、香津夫さまから自然栽培の指導を受けていらっしゃる塚田さんご夫妻

3-6

自然栽培を独自にされて7年が経つ和ノ屋の高橋さん

3-5

千葉・幕張本郷にて自然食、薬膳クッキングスクールを教えていらっしゃるFamily62の加藤さん

3-7

横浜でお母さまの代から大森先生に師事し整体を職業とされている天心流整体術の大久保さん

3-11

藤野に住みリーディング、ヒーリング、絵画をされているハピネスアートの再名生さん

3-4

高崎市に在住しており職場が和道にも近いため食養合宿や稲刈り等に家族でも参加されている大川原さん

3-8

愛知在住で名古屋での正食講座を通じて磯貝先生とご縁ができ今回車で4時間かけてお越しいただいた内藤さん

3-9

そして私たち(下川、七林)マクロビステイ発案者の2人になります。

全く初めて出会われた方々もいらっしゃれば、既にお互いのことをご存じの方もいらっしゃいましたが、このご縁を結んでくださっている根源的な人物は間違いなく大森英桜・一慧夫妻です。

香津夫さまも今からおよそ36年前、30歳の頃に不眠症、蓄膿症などに悩まされていました。
朝の4時頃にようやく浅い睡眠に入ると悪夢にうなされるという日々が5年ほど続いたそうです。

「その原因を知りたかった」

そこで訪れたのが当時、東北沢にあった日本CI協会。そこで大森英桜氏との出会いが訪れました。

英桜氏は、1966年にマクロビオティックの創始者・桜沢如一氏が亡くなって以降、桜沢氏の直弟子として日本のマクロビオティック界を牽引されてきた方。

「正食医学」という分野を確立し、お亡くなりになるまでおよそ40年間、現在マクロビオティックを指導されている方、自然食品店を営まれている方、西洋医学に代わるオルタネティブな治療を希求されている方などに生きる指針と勇気と未来への道筋を示してくださった方です。

香津夫さまが健康を確立されていなければ、地域のつながりに導かれた塚田さんご夫妻、高橋さんとのご縁はなかったでしょう。

参加者の再名生さんも歩けなくなるまで健康を崩されていた時代に一慧氏の料理教室で学ばれ、健康を改善していく道標ができたそうです。

大久保さんのお母さまと大森ご夫妻とのご縁が無ければ、大久保さんもこの場にいなかったかもしれません。

CI協会によるリマクッキングスクールでも学ばれ、現在もゲスト講師をされている加藤さんも、CI協会での磯貝先生との出会いがあったことで和道に惹かれ、この場にいらっしゃいます。

磯貝先生がCI協会で正食医学を指導され、愛知県を含む全国で指導をされてきた歴史のお蔭で内藤さんもご縁が結ばれました。

来年の春で丸3年を迎える和道という場所のお蔭で、大川原さんとのご縁も生まれました。

人が集うということは求心力が働いているということ。
一般にそれを「引き寄せの法則:Law of Attraction」と呼ぶそうですが、今回の求心力は間違いなく和道という場所です。

大森夫妻の想いを紡ぎ、それを形に体現し、身土不二の原則のもと地域から、そして家庭からマクロビオティックの自然な生活を伝えていっている場が、和道という場所です。

3-2

食事の後は就寝の時間まで、場を共有した皆さんとのスッピン、本音、二次会トークを行いました。

お風呂に次々と入り、出てきては話に参加する。

まるで家族や親戚、友達の団欒のようですが、皆さんが集っている理由は、団欒の中に磯貝先生がいること。

3-1

みなさんで打ち解けた空間の中、自然に織りなされる陰陽、マクロビオティックの会話。すごく自然です。

その中でも興味深いのが、「マクロビオティックを実践している」とおっしゃる女性の方で家族やパートナー以外の方にスッピンを見せることができる勇気がある方が集ったとも言える かもしれません。

本音と建前が上手な日本人がいる一方で、和をもって貴しとする日本人もいます。

自然体で打ち解けることができるこの夜の一時は二度と来ないかげがえのない時間です。

大森夫妻が蒔き、紡いできた種が様々な場所で命を育み、それぞれの花を開かせ、そしてまた集う。

磯貝先生という求心力に引き寄せられたことで私たちが今回一同に会することできた幸運に感謝させて頂く一時を過ごし、
一日目の夜は終わりました。

続いては、翌日2日目の自然栽培の農業体験と講話のお話しの様子をレポートします。