【第2回ツアーレポート】千葉・くつろぎ工房編(1)

12月の群馬・マクロビオティック和道に続き、今回、
千葉・くつろぎ工房を中心としたマクロビステイツアーが行われました。

当日、スタッフ2人は東京駅から出発。
駅にて偶然居合わせた参加者の大久保さん(前回の和道ツアーにも参加)と共に大多喜町へ。

バスが7時45分に出発してから2時間もかからずに9時頃、大多喜町に到着。
日差しが明るい快晴の日取りに恵まれました。

バス降り場にて迎えてくださったのは今回のガイド・くつろぎ工房の森山氏。
バス降り場からわずか車で5分程度の場所にある立派な日本家屋の古民家に住んでいらっしゃいます。

一同、森山氏の車で古民家「くつろぎ工房」へ。

kutsurogi toome

昔ながらの家を所々修理しながら、手間をかけて素敵な住空間に改築、改装中。

玄関を入ると立派な階段が正面に座し、その右手に居間があります。

居間に入ると手作りの蒔きストーブが暖かく出迎えてくれました。ここで一息。

暖炉

暫くすると今回ご家族で参加される上村さん家族が到着。
暖かい居間に集合してリラックスとお互いの自己紹介タイムに。

リラックスタイム

上村さん家族の今回の参加動機は奥様のされているマクロビオティック活動に対し旦那様がもっと理解を深めることができるキッカケとなればとのこと。奥様の愛情を感じます。

小さく元気で明るいお子様(優太君)も参加してきてくださったことで、
森山氏のご家族(奥様と愛娘のめぐちゃん)とも親交を深めることが出来る場を予感。

子供がいるからこそ食の有り難さや「健康とは何か」という命題に対して真剣に向き合うことができる。
「家庭の食育」と「家族の健康」がテーマのマクロビステイが始まりました。

自己紹介タイムが終わり、これから2日間のスケジュールを皆さんで共有した後、
いよいよ最初のプログラム、森山氏による「くつろぎヨガ」がスタート。

ヨガ1

畳敷きの空間。若干肌寒く冷涼で新鮮な空気。
和の朝ヨガが体験できる温もりあふれる最高の空間とヨガ熟達者による優しい指導の1時間半。

自らの体だけでく、周りあるあらゆる物を活用していくのが特徴です。
襖、手摺、鴨居、床柱、長押、等。和室の部屋の各所を全活用し自分自身と向かいます。

ヨガ2

いわゆる定番のヨガのポーズ(アサナ)も取り入れながら、
五体投地と呼ばれる神仏に対する感謝を表する一連の動作を行った後にはしばし瞑想。
活発になった自分自身の身体を感じ、静的な状態に落ち着け、合掌により終了。

ヨガで身体の代謝が上がった後は大多喜町の名物和食・郷土料理の蔵精さんの昼食タイム。

ニューヨークでの飲食店経験を活かし、学ばれ、価値を再確認された
「蔵に住む天然菌で日本の発酵調味料が造られていった」という事実。

「自然栽培、天然菌でつくられた発酵調味料を取り入れ、心も体も喜ぶ料理とおもてなし」をして下さる蔵精さんのご誠意により今回は森山氏の自宅にて団欒の中で食べられるようにお弁当をご用意して頂けました。

昼食

地元の野菜を使い作られた発酵料理の数々。
以下、右下、右上、左下、左上の順で紹介します。

搾りたて自家製生醤油ともろみの炊き込み玄米ご飯
自然栽培カブと人参のぬか漬け
胡瓜の古漬け
微発酵白菜 トルコ風(自家製豆乳ヨーグルトと自家製酒粕ラー油)
自然農菊芋の粕漬け(左手前カップの中)
木戸泉酒造の青梅熟成アフス漬け
月のとうふの濃厚白和えクリームサンド
大根甘酢漬け
菜の花辛子和え
百合根
発芽玄米酒粕のしぐれみそともろみのそぼろ(蓮根真薯入)
自家製高野豆腐
ふきのとう田楽味噌
ネギと自然栽培蓮根の酒粕チーズ焼き
聖護院大根とキャベツのもろみ焼き

身体に染み渡る料理を頂けることができました。

そして、昼食を食べた後はいよいよ大多喜町の観光に繰り出します!