【第3回ツアーレポート】千葉・くつろぎ工房編(2)

マクロビステイツアーの楽しみの一つは温泉。日頃の疲れが取れます。

今回は大多喜から車で20分、ブラウンズフィールドから車で30分ほどにある
「勝浦つるんつるん温泉」で田植えの汗を流しました。

千葉県で唯一名湯百選に選ばれているこの温泉。
40度程度のお湯で30~60分ほど、ジットりと汗がにじみ出てくる心地よさ。
田植えの際の泥と温泉と、お肌がツルツルになるのが嬉しいですね。

温泉の後は一同、ホストのくつろぎ工房さんへの帰路に。

現地に到着すると、「ナーラーヨーガの奈良氏を交えての懇親会」の準備が着々と整っていました。

今回の懇親会は前回2月ツアーの時よりも大人数。大広間での懇親会がいよいよスタート。

最初はホストのくつろぎ工房・森山氏からの開会のご挨拶。

その後、今回の懇親会の主旨を説明させて頂き、乾杯!

出来立てホヤホヤの美味しいお料理の数々を頂きます。

今回は20名以上の方々の料理ということもあり、くつろぎ工房さんがお声がけをしてくださった
マクロビシェフ(マクロビステイのホストの方の代わりに料理を作ってくださる方々)の
方々の力作がこちらです。

ちらし寿司
玄米あずきご飯
五分搗き米
大豆ミートの唐揚げ
食物タンパクの肉じゃが風
みそ汁
お浸しや漬物少々
竹の子煮物
カレー 大人用・お子様用
テンペの甘辛煮
大根の煮物
越冬ジャガイモの粉ふきいも
野菜サラダ
豆腐レアチーズ
ピクルス
アインコーン焼き菓子など(順不同)

周りの方々との暫し談笑の後、いよいよ奈良氏によるお話し会。

今回のテーマは「マクロビオティックとナーラーヨガ」。

「マクロビオティックとは何か?」

まずはこの質問から始まります。
3名ほどのグループになり、この疑問を話し合います。
自分の頭で考える習慣をつけるためのグループワークが奈良氏のレクチャーの特徴です。

暫くするといくつかの応えが出てきました。

「よく分からないけど気づきがある」
「健康にいいけど取り入れづらい」

正直な応えだと思いませんか?ところがこれは質問に対する応えにはなっていませんね。

奈良氏による理解は・・・

「マクロビオティックとは、みんなと有機的に繋がり、助け合い、
共生している状態、天地自然と一体で生きるていること」。

奈良氏は命から情報を頂くことができると言います。
命とは永遠不滅のもの。あらゆるものに存在します。

たとえ身体が朽ち果てても残る命(魂)と一体となって生きていく人。
それを原初の人=ナーラ―と呼び、永遠の自分とつながることをナーラ―ヨガと呼ぶそうです。

一体となる、つながる、というのは別の言い方をすると「仲良くなる」ということ。

ナーラ―ヨガでできるようになることは・・・

「あなたと仲良くなる方法を学ぶことで、あなたが本当に知りたいことを知れる力が付くこと」。
その肝は「腰を据え」、「やるぞ!」という意識を集中することです。

この意識の話の文脈で人間の仕組みについての話がスタート。

 

人間は肉体、感情、精神(考える)、意識で構成されています。

方向性のある光の進度=意識

意識が拡張すると、感情が解放され、精神が解放されます。
意識の方向は知らない方へ、知らない方へ、と広がっていきます。
ある時、みんな一緒なんだ、という境地(気づきのハート・直感的知性)に至ります。

命(魂)、精神、感情、肉体がつながります。
色々なことが赦せるようになります。
使命を知ることで、迷いがなくなり、体調が崩れなくなります。

これを理解することをジュナーナ(ギャーナ)ヨガ(知恵のヨガ)と呼ぶそうです。

そして、精神、感情、肉体を繋ぐ肝は腸と脳。

脳と腸が喜ぶ食べ方、生き方、それがマクロビオティックでありナーラーヨガ。

わずか4時間足らずの短い懇親会でしたが、ヨガとマクロビオティックとの関連性を腹に落とし込め、
お腹が満ち足りた素晴らしい場となりました。

翌朝はこの日に脳と腸で理解したヨガをアサナ(ポーズ)を通じて実践する
森山氏によるマクロビオティック ヨガです。

(続く)